ABOUT

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糸の軌跡と表情をジュエリーにしています。
ゆらぎを持った糸の繊細な表情は
皮膚の質感にとても良く似ていると思います。
それは金属の無機質さを和らげ、
ジュエリーと私達の距離を近づけてくれるのではないかと思うのです。
そして糸の軌跡に見える 手芸の潜在的な意味を考える時、
そこに私達の根源的な何かに通じるものがある気がしてなりません。
金属によって抽象化されたそれらのことが
ジュエリーとして何かしらの印象に繋がればと思い制作しています。


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フィニシングについて

仕上げは加減を見ながら絵を描くように手作業で1つずつ行なっています。



シャンブレーフィニッシュ
シルバーベース、ゴールドベース共にウォームカラーにおいては全てシャンブレーフィニッシュで仕上げています。
シャンブレーとは明度や色相のコントラストのある色糸を細かくミックスして使うことで角度によって色が変化する織物のことを指します。
シャンブレー織物に習って凸部分と凹部分の色を変えたことにより、角度によって微妙に色変化をするものになりました。
一様に作られたものよりも表情が豊かになり奥行きが出たと思います。

エイジングフィニッシュ
シルバーは使い込むことで空気中の硫化物と結合して深い色あいになるのと同時に表面は使用摩擦によって磨かれていきます。
この作用をコントロールしてつくったものがエイジングフィニッシュです。
使い込んだデニムのように、金属のよそよそしさが愛着のあるものに変わります。


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青木東子

武蔵野美術大学 
工芸工業デザイン学科 
テキスタイルコース 大学院修了

テキスタイルデザイナーとして
一部上場企業勤務

ジュエリースクールにて彫金を学ぶ


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